IT業界ではさまざまな種類のエンジニアが活躍していますが、その中でも特に注目されているのはWebエンジニアとインフラエンジニアでしょう。それぞれがどんな役割を果たしているのか、この記事では見ていきます。
Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションを開発するエンジニアのことです。企業ホームページや情報サイトから情報を取得する機会は、年々増加しています。日々の活動をより便利に、より快適にしてくれるアプリケーションも続々と登場しているのが実態です。
その背景には、Webエンジニアの活躍があります。どんなサイトやアプリケーションを作るのかを決める要件定義、具体的な構成を考える設計、設計に基づいてプログラミングを行う開発、正しく動作するかを確認するテストを一貫して担当することも多いです。
インフラエンジニアは、インフラとなるサーバーの構築や運用保守、ネットワーク管理を行うエンジニアを指します。Webサイトやアプリケーションは、一定時間だけ動けば良いというケースはなく、24時間365日安定して稼働することが必須です。
インフラは、自前で調達したサーバーを扱うオンプレミス型と、サーバーを準備することなく特定企業がインターネットを介して提供するインフラを利用するクラウド型の2つが主流となっています。
それぞれのタイプに一長一短があり、必要となるスキルも多少なり変わるものです。システムやアプリケーションにインフラが不可欠なのは同様のため、インフラエンジニアの需要も下がりにくいと言えるでしょう。
しかし、いくら注目されているとはいえ、自分に合う職種でなければ長くは続かないのも確かです。そのため、IT業界で働くなら多岐にわたるエンジニアの種類を把握して、自分に合う仕事を見つけることが重要となります。